UPDATE
お世話になっている人や友人に、さりげなく渡したいのが気の利いた手土産。華やかで今どきなものを梅田で探してみました。
「日本ならではの文化や感性を大切にした“にっぽんの洋菓子”を作りたい」。そんな思いから誕生した「HIBIKA(ひびか)」は、店頭に並ぶすべてのお菓子が期間限定というスタイルが珍しい洋菓子ブランドです。蓋を開けたときに歓声があがること間違いなしなのが、阪急うめだ本店限定の冬のふきよせ〈雪の結晶〉。雪の結晶をモチーフにした大きなクッキー、甘酸っぱいカシスアイシングのサブレ、甘い香りのいちごのメレンゲなど16種類ものお菓子が整然と詰められた様子は本当に美しく、食べる前にしばらく見惚れてしまうほど。サクサク、カリッ、シャリッ、ザクザクと食感もいろいろ楽しめるので飽きもこず、食べ始めるともう一つだけ…とやめられなくなってしまうおいしさです(HIBIKA 阪急うめだ本店で2021年2月28日まで販売)。
1763年にイタリアのトリノで創業し、250年以上文豪のヘミングウェイや哲学者ニーチェといった歴史上の人物たちにも愛されてきた名門カフェ「Bicerin(ビチェリン)」。今年関西に初出店したことでも話題です。アーモンド生地でチョコレートをサンドした「バーチ・ディ・ダーマ」という伝統菓子が日本でも一躍有名になったのは2016年のG7伊勢志摩サミット、2019年のG20大阪の両サミットで各国首脳におもてなしとして提供されたことから。また、世界で最も権威ある味の専門家による官能検査機関、ITQIの優秀味覚賞二つ星を受賞するなど、国際的に高い評価を得てきたお菓子なのです。フレーバーは、バターの豊潤な味わいが際立つ「プレーン」、伊勢神宮御用達の銘茶「芳翠園」の抹茶を使用した深味のある「抹茶」、オリジナルコーヒー豆を使用した「エスプレッソ」の3種類。アーモンドの香ばしさとさくさくした心地よい食感がやみつきになります(ビチェリン 阪急うめだ本店で販売)。
フランスのパティスリー&ショコラトリーである「セバスチャン・ブイエ」には、フランスのエスプリを感じる、遊び心あふれるお菓子が揃います。日本のオリジナル商品であるタルトレットは、しっとりとしたタルト生地にマドレーヌやフィナンシェを入れて、フルーツやナッツを重ねたもの。コーヒーマドレーヌにキャラメルとくるみを合わせた秋冬限定の「キャラメルノワ」、オレンジ風味に甘さと香りを凝縮させたドライミカンを合わせた「ミカン」、フィナンシェにアプリコットピューレとドライフルーツやナッツを散りばめた「フリュイ」など、「一体どんな味なんだろう?」と想像だけするだけで楽しくなるような斬新な組み合わせが特徴です。箱を開けた瞬間、その場がパッと華やかに(セバスチャンブイエ 阪神梅田本店で販売)。
2014年にオープンしてから、福岡で絶大な人気を誇るカヌレ専門店「ラ・スール」。実は、阪神百貨店のスイーツ担当バイヤーが博多で勤務していたときに、大好きなカヌレを取り扱うお店がなかったことから、担当バイヤーが一緒に立ち上げたブランドだそう。フランスのボルドーで古くから伝わる製法で作られたカヌレは、生地を1日以上寝かせてから焼き上げるので外は香ばしく、中はもっちりしっとりとした食感で、ラム酒がほのかに香ります。味のバリエーションも豊富で、福岡県のブランドいちごを贅沢に使った「あまおう」、鹿児島県産の香り豊かな茶葉を使った「知覧茶」、爽やかな「オレンジ」などそれぞれに印象ががらりと異なるので、全種類制覇したくなります(ラ・スール 阪神梅田本店で販売)
国内クレジット利用で「Sポイント」がおトクにたまる!