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食欲の秋、到来。お店をのぞけば、栗やサツマイモといった秋ならではの素材を使ったスイーツがショーケースを彩っています。今回はビジュアルも華やかで、食べる前から心が躍る、とっておきの秋スイーツを紹介します。
1軒目は、「誰もが知っているケーキを、誰もが分け隔てなく楽しめるように」との思いが詰まった、ヴィーガン&グルテンフリーのモンブラン専門店[お茶とお花とモンブラン プランツ]。和栗のモンブランには、豆乳クリームや卵を使わずにサクサクに仕上げたメレンゲを合わせて。生クリームなどの動物性食品を使わなくても、こんなに濃厚でこっくりとした和栗の味が引き出せるのかと、初めて食べた人は驚くはず! かぼちゃ&トンカ豆のモンブラン(10月中に終了予定)は、北海道産のかぼちゃペーストにトンカ豆を練り込み、杏仁やバニラの香りをプラス。かぼちゃのやさしい甘みと上品な香りが口の中に広がって、幸せな気分になれますよ。オンラインショップではほかにもさまざまなお菓子がラインアップされており、来店前に事前に購入してから訪れるのがおすすめです(メニューは変更の場合あり)。
神戸元町に本店を構える和栗モンブラン専門店[くり松 神戸本店]。こちらの特徴は、オリジナルの搾り機で作られる繊細な和栗のクリーム。和栗の風味と食感を損なうことなく楽しめるように1.2mmという細さにこだわり、和栗の粒を残しながら絞られるモンブランクリームは驚くほどしっとりとした舌触りになっています。今回紹介する「くり松千本」はもちもちの栗の大福を一つずつ丁寧に手作業で作り上げ、その上に選び抜いた香り豊かな和栗を、特製のモンブランクリームにして搾り機でかけ流したもの。和栗の旨味がギュッと凝縮されていて、満足感もたっぷり味わえます。印象的なビジュアルなので、手土産にもおすすめです。
日本でアップルパイといえば、煮込んだリンゴを用いたアメリカンスタイルが定番。でも、こちらの[アップルパイ専門店 ジョバンニ&カンパネルラ芦屋]では、青森県産の紅玉リンゴをバラの花のように螺旋状に高く盛り付けた、フランスのカフェなどで愛されるアップルパイを作っています。焼きあがったアップルパイは、リンゴがミルフィーユのように層になっていて、口に入れると果肉の層から甘酸っぱいフレッシュな果汁がじゅわっ、その後でとろりとした果肉が現れます。フランス産の小麦粉とバターで作る生地もサクサクと小気味良い食感に仕上がっていて、リンゴとの一体感もお見事。初めて味わうエレガントなフレンチスタイルのアップルパイのおいしさに感動必至です。
美しく個性豊かな生菓子だけでなく、ブリオッシュなどのヴィエノワズリや焼き菓子も人気な大阪を代表するフランス菓子店[パティスリー ラヴィルリエ]。こっくりとした味わいの生菓子が食べたくなる秋にイチオシなのが、シェフ自身も大好きな商品だというエクリプス。乳の香りが特徴的なミルクチョコレートの濃厚で口どけのいいムースに抹茶のテリーヌを合わせ、パッションフルーツのジュレ、黒糖の香りを合わせるという贅沢さ。抹茶とパッションフルーツは意外な組み合わせかもしれませんが、抹茶の濃厚な風味に見事なキレを与え、味全体を引き締めてくれます。計算されつくした完璧な味の組み合わせが素晴らしく、ひと口ごとに驚きと感動がやってきます。
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